校長室から
2020年04月
2020.04.24
つながり
“Stay Home”が求められている現在、学院はオンラインで生徒たちとつながっています。ホームルームや授業、放課後の面談等、リアルタイムでコミュニケーションをとることができます。
今日、一人の先生が担任のクラスの生徒たちから受け取ったお手紙について話してくださいました。「コロナウイルスで大変な中、私たちのために頑張ってくださってありがとうございます」「長い間、学校に行けず、とても寂しく思っています。オンラインの中で先生方とつながれてうれしいです」などと書かれていたそうです。また、あるお母様とのお電話で、「オンライン授業がわかりやすいと言っています。食卓で楽しそうに話してくれます」というお言葉もいただいたとのことでした。コロナウイルスによってもたらされた変化への対応に明け暮れる中、大変うれしいメッセージでした。
授業は、No one left behindをモットーに非常勤の先生も含め全教員が相互に支え合い、通常の時間割に沿って7時間目まで行われています。双方向ですので、音声だけではなく、チャットやグーグルフォームでの課題提出等、様々な方法を使ってコミュニケーションがはかられます。同じ教材を扱うにも、教室での対面授業とは異なったやり方を考える必要があり、今日よりは明日、今週よりは来週、より良い授業ができるようにと取り組んでいます。オンラインの環境整備にご協力くださっている保護者の方々のご協力あってのこと、心から感謝しております。
新型コロナウイルスの収束した世界は、全く新しいものになるであろうと多くの方々がおっしゃっていますが、その足音は学院にも響いていると実感する日々です。
2020.04.14
2020(令和2)年度 学校目標
不二聖心女子学院 2020(令和2)年度 学校目標
実行力を養う ~ Let Peace Begin With Me ~
⑴世界の現実の中で
⑵祈りと生活との統合を意識して
⑶創基100年の恵みの中で
今年は、学院の歴史に思いを馳せつつ、一人ひとりが、“Let Peace Begin With Me”に取り組んでまいりましょう。今から聴いていただく歌が、私たちの決意を支えてくれることでしょう。
Let there be peace on earth and let it begin with me.
コロナショックのただ中にあって、私たちには、今、一人ひとりの意識と行動の変容が求められています。世界には連帯や共感の動きがある一方で、コロナヘイトや自国第一主義等も見られます。お一人おひとりの言動が周囲に及ぼす影響を考え、頭と心を使って、賢明に生活するようになさってください。
2020年4月 始業メッセージ(動画)より
2020.04.01
教皇様の祈りに応えて
世界中に新型コロナウイルス感染症が広がる中、3月27日18時(日本時間28日午前2時)、フランシスコ教皇は、バチカンンのサンピエトロ広場で、ウルビ・エト・オルビの祝福の祈り(ラテン語で「ローマと世界へ」の意)を捧げられました。通常は、多くの人々を前に、クリスマスとイースター(復活祭)に行われるものですが、今回は、雨の中、無人の広場で行われました。
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