校長室から

2018.10.01

フランス「ルーツへの旅」

  先月、高校2年生(学年全員対象)と共に行って参りました。これは、創立者Madeleine Sophie Baratのご生家をはじめ足跡を辿り、そのスピリットにふれること、またそれを未来に向かってどのように生きていくかを考える旅です。フランスの聖心会のシスター方、フランスの同窓会はじめ、聖心グローバルファミリーに支えられたハンドメイドの旅でした。旅の様子は、学院ダイアリーや学院Facebookでご報告してありますので、ご一読いただけたら幸いです。帰国後、子どもたちから度々聞かれたのが「フランスに帰りたい」という言葉でした。「あなたの居場所はここですよ」と答えつつ、あちらでいかにアットホームな形で迎えて頂いたかを再認識させられています。旅の途上で、幸せそうな彼女たちの姿を見て、また研修の中でどんどん成長していく様子を目の当たりにして、連れてきて良かったと心から思いました。創立者が生まれた町ジョワニーは、ワインで有名なブルゴーニュ地方にあり、聖書のぶどうの木のたとえ話(ヨハネ福音書15章)がお好きだった創立者にちなみ、ぶどう畑でのワークショップも行われました。収穫の季節を迎えているぶどうの実を見ながら、生徒たちの成長を願い、祈りを捧げました。

 創立者のお名前のついたワイン”Barat”を購入して帰りました。祝日のごミサなどで使えたら、と思います。