校長室から
2017.11.01
総長様をお迎えして(2017年11月1日)
台風の影響で休校となった先月の30日、ローマから聖心会総長様シスターバーバラ・ドーソンをお迎えいたしました。聖心会日本管区長シスター新庄美重子も同行されました。校内をご案内した後、教職員とシスタースによる歓迎の茶話会を催しました。
総長様は、お話の中で、本学院の守護聖人である聖ローズ・フィリピンが育ったグルノーブルのサン・マリーの学校と不二聖心女子学院との共通点についてもふれられました。サン・マリーはアルプスの麓に、不二聖心は富士山の麓にあります。そこで生徒だった時代に、聖フィリピンは神様とのかかわりを深め、自らの使命に目覚め、山を越え海を越えて、それを生きていきました。その結果、ヨーロッパ以外の場所にも聖心が創立され、不二聖心の創立にもつながっていきました。あらためて聖女の存在の大きさ、自らの境界を越えていくことの意味、そして中高時代の学びや出会いが人生の土台を作っていくことに思いを馳せました。
シスター方お手製のケーキ等を頂きながら、全員が個々に総長様と歓談いたしました。先生方が列を成して、次々にお話に伺う姿にもとても感銘を受けました。