校長室から
2016.08.04
夏休み子供自然体験教室
今年も8月6日・9日に、「夏休み子供自然体験教室」が開かれます。生徒スタッフはボランティアなのですが、何年も続けてこの役割を担っているケースも珍しくありません。教員スタッフと共に、この日を楽しみにしながら、準備を進めてきました。
講師としていらしてくださった滝道雄先生(日本野鳥の会)が、10か月にわたる不二聖心キャンパスの野鳥観察の結果をお話しくださいました。不二聖心は、5月が一番鳥の種類が多いとのことです。裾野市の鳥ウグイス、県民長の三光鳥、国鳥のキジなど、すべて生息しているそうです。
最後に「瑠璃色の地球」を聴きながら、一日をスライドで振り返りました。お一人おひとりの豊かな表情を見ながら、このキャンパスの自然を守り、より多くの方々と分かち合っていくことの意味を改めて感じました。
争って傷つけあったり 人は弱いものね
だけど愛する力も きっとあるはず
ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河
地球という名の船の 誰もが旅人
ひとつしかない 私たちの星を守りたい
朝陽が水平線から 光の矢を放ち
二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球
(「瑠璃色の地球」より)
本学院は、特に「気候変動」、「森林保護」、「生物多様性」等の観点から、環境・エネルギー問題に取り組んでいます。この体験教室に参加してくださった児童・保護者の方々と課題意識を共有しながら、また一歩踏み出していく力を生徒たちはいただきました。ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
https://www.fujiseishin-jh.ed.jp/academics/UNESCO-ASP/