学院ダイアリー

2018.09.20

高校1年生 木工作品アイディアコンテスト

 高校1年生は総合学習のESD(持続可能な開発のための教育)の一環として間伐材を用いた木工作品のアイディアコンテストを行いました。グループごとに木工作品の設計図を作成し、NPO法人「土に還る木森づくりの会」の皆様にプレゼンテーションをしました。実用性や製作可能性を審査していただき、グランプリに選ばれた作品は実際に製作していただき、秋のつどいで展示する予定です。

2018.09.18

祈りの会

中学1年生、2年生、高校1年生、3年生は9月13日から14日にかけて祈りの会を行いました。

中学1年生は、天城山荘で1泊2日で行われました。林正人神父様による講話や、2日目には中学1年生だけで行う初めてのミサもあり、とても有意義な2日間となりました。

中学2年生は、チャプレンの牧山善彦神父様にご講話いただき、自分と友人・神様との関係を大切にすること、神様から無条件に愛されている自分自身について知ることの大切さを学びました。ひとりの時間を大切に、友だちや神様との関係を深く考えるひとときとなりました。2日目のミサでは、参加した生徒全員が神父様から祝福を受けました。

高校1年生は鈴木真神父様から「かかわり」をテーマに、「私たちが近づけば、すべての人が隣人になる」「私たちは神様に呼ばれてここにいる」「祈ることは心が神様に向かっている状態である」などの講話をいただきました。神父様のこれまでのご経験を通したお話から、生徒たちは大きな生きるヒントをいただき、1人になって振り返る時間を作りました。ごミサの中では、神父様のギター演奏で聖歌を歌い、実りのある2日間を過ごしました。

高校3年生は学院にて濱田壮久神父様のご指導のもと、「Vocation-聖心で学び巣立つにあたっての使命とは-」をテーマに講話を伺ったり、分かち合いを行いました。神父様から神様の愛に生きた聖人をご紹介いただき、そこから自らの生き方を深く考えました。2日目のごミサでは、自らの学院生活を振り返り、一人ひとり分かち合いを行いました。

2018.09.14

中3長崎祈りの会旅行(2・3日目)

2日目、3日目は、隠れキリシタンから信徒発見後までの歴史をたどる旅でした。
日本二十六聖人記念館、大浦天主堂、外海地区の教会などを訪ね、最後に中町教会でごミサにあずかりました。この3日間は平和について考えることや、日本のキリシタン史の足跡を学ぶ祈りの会となりました。

2018.09.14

フランスルーツの旅(6日目)

ルーツの旅最終日の今日は、ジョワニーを出発し、ヴェズレーを訪れました。ヴェズレーはマグダラのマリアの大聖堂のある街であり、スペイン への巡礼への出発の場所でもあります。


パリで訪れたサントシャペルはステンドガラスで聖書の箇所を表していますが、ヴェズレーはロマネスク様式で石の彫刻で聖書の箇所を表していると伺いました。


最後にこの教会でルーツの旅を振り返り、この旅で出会った方々に 感謝をしお祈りをしました。今回は特別に聖歌を教会の中で歌うとができました。
シャルルドゴール空港に到着後、ルーツの旅中にいつも温かく接してくださったガイドの2名と看護師の方にお別れの挨拶をしました 。


これから飛行機に乗り日本へ向かいます。

2018.09.13

フランスルーツの旅(5日目)

ついにルーツの旅も最終盤を迎えることになりました。本日は、創立者である聖マグダレナ・ソフィア・バラの生まれ故郷であるジョワニーでの研修です。
まずはソフィーの生家で、現在は世界中の人々が訪問する施設となっているソフィーバラセンターに向かいました。元聖心会総長であったパトリシアを始め、聖心会のシスター方のとてもあたたかい歓迎を受けました。
その後グループに分かれ、ソフィーが初聖体を受けたサン・ティボー教会やソフィーの生家をシスター方のガイドのもと、交互に見学しました。そして、それぞれの場所で創立者が聖心に捧げた愛を感じ取りながら、お祈りをお捧げしました。
午前中のプログラム終了後、ソフィーバラセンターにて、草花が美しく広がるお庭を眺めながら、お昼をいただきました。
午後はまず、午前中の2つのプログラムを終えた上でグループでの分かち合いを行いました。
そして再びシスター方の案内のもと、古い建築物や道路が多くそのまま残るジョワニーの街を散策します。ゆるやかに坂を伸びる小道を辿っていくと、今にも幼いソフィーが角から走り出してきそうに感じられました。


休息を取った後、最後のプログラムへと出発します。ジョワニーのブドウ畑です。ブドウ畑はソフィーにとって、父親の仕事の場でもあり、幼い頃から身近にあってソフィーの成長の土壌となってきた場所でした。しっかりと大地に根を張り、軸となる太い幹を伸ばすブドウの木に直接触れながら、生徒たちはこれまでのルーツへの旅の日々を思い返し、自身の未来の実りについて考える時間を持ちました。
ソフィーバラセンターに戻り、最後の振り返りの時間を取りました。
その後、シスター方に向けて聖歌を歌い、今日一日のお礼を申し上げました。
高2のフランス・ルーツの旅は、ついに最終日を迎えます。明日はヴェズレーを訪れ、最後のまとめのお祈りを行います。

2018.09.13

中学3年生「長崎祈りの会」

 9月12日(水)、中学3年生「長崎祈りの会」が始まりました。如己堂・永井隆記念館を訪れた後、平和公園にて平和への祈りと千羽鶴をお捧げしました。また、長崎原爆資料館を見学し、夜は被爆された方の講演をうかがいました。原爆、戦争、平和について深く考える一日となりました。

2018.09.11

駿東地区英語弁論大会

 9月7日(金)、「駿東地区英語弁論大会」に中学3年生の生徒が出場し、最優秀賞を受賞しました。

 この結果、9月20日(木)に行われる「静岡県東部英語弁論大会」に駿東地区の代表として参加します。

20180907弁論

2018.09.11

フランスルーツの旅(4日目)

 フランスルーツの旅4日目は、まずマレ地区を散策しました。マレ地区は、聖マグダレナ·ソフィアがパリで最初に住んでいた場所です。マレ地区は、マグダレナ·ソフィアが兄ルイと共にパリで最初に住んだ場所で、サンルイ教会はじめ、彼女の時代から続く建物も残っています。この町を歩きながら、パリに移り住んだ当時の彼女に思いを馳せました。

その後、3グループに分かれサント・シャペル、コンシェルジュリー、ノートルダム大聖堂を訪問しました。サント・シャペルのステンドグラスには聖書の部分が表されていることをご説明いただきました。また、コンシェルジュリーではマリーアントワネットの独房なども見学しました。ゴシック建築の最高傑作ともいわれる、ノートルダム大聖堂では素晴らしい景観を堪能することができました。

 

昼食後はパリの街をあとにし、聖マグダレナ・ソフィア誕生の地、ジョワニーを訪れています。
パリの街並みとはまた違った雰囲気のジョワニーで過ごしています。

明日は、いよいよ聖マグダレナ・ソフィアゆかりの地を見学します。

2018.09.10

フランスルーツへの旅(3日目)

本日はホテルを出発し、凱旋門へ向かいました。ナポレオンの命令によって作られた凱旋門の彫刻を眺め、その歴史を感じ取りました。続いて、地下にナポレオンのお墓があるアンヴァリッドも訪れました。

 
その後、ユネスコ本部を訪れました。まずは最上階の職員食堂にて昼食をいただきました。目の前にエッフェル塔が広がる、とても気持ちの良い食堂です。
食事後、第12会議室にて、ユネスコのESD担当担当のミリアムさんはじめユネスコ職員の方々にお話を伺いました。ESDの大切さ、SDGsの達成に向けて、ユネスコスクールとしての取り組み、ユネスコの仕事など、様々なお話をしてくださいました。生徒たちは英語で多くの質問を投げかけていました。
ユネスコスクールのインターナショナル・コーデイネーターであるサビーネ・デッツェルさんもいらしてくださり、お話を伺ったあと、全員で記念撮影を行いました。
ユネスコを出発したあとは、ルーブル美術館へと向かいました。芸術の殿堂という名に相応わしい、世界で最もよく知られる美術館です。その巨大さゆえに、ごく限られた時間ではありましたが、教科書で見るような著名な作品を鑑賞し、解説も伺うことができました。
パリでの夜は本日が最後です。明日は、午前中にパリ研修、午後には創立者の故郷、ジョワニーに向かいます。

2018.09.09

フランスルーツへの旅(2日目)

 9月9日(日)、フランスルーツの旅2日目を迎えいよいよ研修が本格的に始まりました。

まず最初に訪れたのは聖マグダレナ・ソフィアバラのご遺体の眠るザビエル教会です。創立者 聖マグダレナ・ソフィアのご遺体の前でお祈りをし、フランスの聖心女子学院の同窓生の方にご挨拶した後、フランス語のミサに預かりました。
ミサの後は、それぞれのグループに分かれてフランスの聖心女子学院の同窓生の方に聖マグダレナ・ソフィアゆかりの地を案内していただき、ロダン美術館を見学しました。4人の同窓生の方は英語で大変熱心に優しく説明してくださりました。
研修2日目の最後はセーヌ川のクルージングに乗りました。船から様々な名所を眺めながら、川岸の方と手を振り合いました。
フランスの同窓生やパリの町で出会う方々との出会いの中で、聖心女子学院のルーツであるフランスの温かさに触れる1日となりました。