学院ダイアリー

クリスマスにむけて、今年もクリスマスカード作りが始まりました。施設で生活されている方々に、クリスマスと新年の喜びをお届けできますようにと願いを込めながら、一つひとつ丁寧に作成しています。

 中学２年生は電流について学んでいます。この日は、高大連携プログラムの一環として共同研究を行っている東京理科大学の先生からいただいた「まなボード」を活用して、電池２つと豆電球２つでできる回路を考えました。グループごとに教え合いや学び合いが生まれ、活発な協働学習となりました。
 
 

11月2・3日に行われる学院祭「秋のつどい」にむけ、準備が進んでいます。10月24日（火）の午後は、全校生徒で用具や展示物の準備を行いました。多くの生徒たちが休み時間や放課後も、発表の練習や作品の制作に取り組んでいます。よりよいものを創りあげることができるように、皆で力を合わせて準備していきましょう。

 以前日本の聖心インターナショナルスクールや名古屋修道院に長くいらした後、帰米なさったシスターグエンが不二聖心を訪ねてこられました。高3の英語の授業をご参観になり、生徒たちの質問にも答えてくださいました。シスターは生徒一人ひとりが生きる意味をもつ輝かしい存在であることを伝え、そして聖心を巣立っていく高3に向けて温かい言葉をかけてくださいました。聖心会で国連NGOのお仕事をされてこられたシスターに放課後は質問に来た生徒もいました。多くの生徒がシスターとの出会いを通して未来に向けての力強い一歩を踏み出すチャンスをいただきました。

 希望者のお父様方のための宗教講座「父のサークル」がマリア修道院で行われました。講師でイエズス会司祭の瀬本正之神父様（上智大学名誉教授）が、先日教皇様が出された使徒的勧告『ラウダーテ・デウム』の解説をしてくださいました。瀬本神父様は、教皇様の回勅『ラウダート・シ』を翻訳されたお一人で、今回の勧告についてもCOP28など背景を丁寧に説明してくださいました。教皇様が世界の人々に向けて気候危機について訴えてられているポイントやともに暮らす家（地球）を守るための倫理観などについて考えることができました。

 本学院の高校２年生が東京大学や慶應義塾大学など全国の医学生らが運営をするヘルスケア課題解決型の課外活動プログラム「inochi WAKAZO Project」に選抜されました。現在、潜在患者が500万人いると言われている睡眠時無呼吸症候群（SAS）に苦しむ人を減らすためのアイデアを創出するために、医学部生とのセッションを重ねながら課題解決策の考案に主体的に取り組んでいます。

10月19日（木）の朝礼で、「感ずべき御母の祝日」のお祈りが行われました。
「感ずべき御母」（Mater Admirabilis）と名付けられたこの絵の原画は、1844年に、後に聖心会のシスターとなるポーリーヌ・ベルドゥローよって描かれたもので、今もローマのトリニタ・デイ・モンテの修道院にあります。この絵には、聖心女子学院の生徒の理想の姿が表現されていることから、世界に広がる聖心の学校に飾られています。静粛な雰囲気の中、一人ひとりが自分の心と向き合い、神様の恵みを願ってお祈りを捧げました。

 高大連携の一環として、高校3年生の音楽選択で、国立音楽大学の丸山和範先生に「あなたにもわかる作詞作曲」をテーマに出張授業をしていただきました！大学の先生から直接教えていただくという貴重な機会に、生徒たちも楽しみながら取り組んでいる様子でした。STEAM等も意識し、多様な分野において、高大連携を推進し、生徒の学びを深めております。来週は多摩美術大学の先生をお迎えする予定です。

 

10月18日（水）から３日間、聖心女子学院のシスター宇野理事長と常務の日比谷先生が本校を訪問されています。
18日の朝礼では、お二人の先生方から生徒たちへ「美しい自然の中で育まれる心を大切に、周りの人の心を温かく照らしていってください」とお話をしていただきました。世界で起きていることに思いを寄せ、平和を願い、全校生徒で心を合わせてお祈りをしました。