学院ダイアリー

2021年11月

2021.11.28

高3化学 「自動車産業と二酸化炭素」の発表

 高校3年生の化学選択の生徒が、自動車産業における二酸化炭素排出の問題について発表しました。
燃料電池や化石燃料消費における二酸化炭素排出の問題や、自動車ボディを生産するための原料の輸送や行程における二酸化炭素排出の化学反応やその量について調べた結果を発表していました。先生方も多く見学に来られ、自動車産業におけるカーボンニュートラルの課題についてともに考えました。

2021.11.27

追悼の祈り

 11月はカトリック教会では「死者の月」として過ごします。例年、不二聖心では卒業生とともに追悼ミサをおささげし、天国にいらっしゃる恩人や卒業生をはじめとした方々のためにお祈りいたします。今年度は感染対策のため、各クラスで動画を通してお祈りいたしました。

2021.11.26

森の健康診断・間伐体験

 高校1年生の総合的な探究の時間に、ESD(持続可能な発展のための教育)の一環として「森の健康診断・間伐体験」を行いました。矢作川水系森林ボランティア協議会の皆様を講師としてお迎えし、科学的に学院内のヒノキ林の混み具合を測定しました。その後、込み具合を適切にするために必要な間伐作業を体験しました。混みすぎていた場所のヒノキを間伐したあと、林冠にあいたギャップから差し込む光を見て、生徒たちは感動するとともに、適切な管理が健康な森を維持するために必要であることを学びました。

健康診断

森の健康診断のようす

間伐体験

間伐体験のようす

ギャップ

林冠にできたギャップ

2021.11.25

高1総合 高大連携出張講座

  高校1年生の総合的な探究の時間に、静岡大学農学部の稲垣栄洋教授をお招きし、「世界農業遺産(静岡の茶草場農法)について―生物多様性とお茶のすてきな関係―」というテーマで講演をしていただきました。本学院に隣接する不二農園でも実践されている茶草場農法が、人間の営みと生物の多様性がうまく両立した、次世代に伝えていくべき貴重な伝統農法であることを学びました。

2021.11.24

医療系大学生によるワークショップ

11月23日(火)の放課後、「医療者を目指す君たちへ」と題してワークショップが行われ、中学2年から高校3年の30名あまりが参加しました。講師は研修医、現役医学生4名が来校するほか、旭川や名古屋、長崎などからもオンラインで参加してくださいました。現役医学生による医療系ワークショップが対面とオンラインのハイブリットで行われ、緊急時の対応・処置をゲーム形式で学んだり、進路相談が行われたり、医療への熱い想いを肌で感じるだけでなく、将来について考えるよいきっかけとなりました。

2021.11.23

勤労感謝の日

  勤労感謝の日に高校生が中心となって、日頃お世話になっている警察署や駅などに感謝の気持ちをカードに表しお渡ししました。学院では、コロナ禍の中、お掃除をしてくださっているシルバーの皆様やいつも生徒たちのためにお祈りくださっているシスター方にもお贈りしました。

2021.11.22

フランス語と韓国語で感染対策

 週番の先生方2名から、フランス語と韓国語で、感染対策についてのお話がありました。外国語を楽しく学ぶ機会にもなりました。

2021.11.22

「1トンのパンを救おう」廃棄されるパンを使った味噌作り体験

オランダで起業してレストランのシェフたちに味噌の魅力を伝えている広瀬絵里加さん(裾野市深良出身)が、地域連携に関心の深い高校2年生に自家製の「魔法の液体」(特許申請中)を使った味噌づくりの指導してくださいました。広瀬さんは、「1トンのパンを救おう」を合い言葉に、廃棄されるパンを主な材料とした味噌づくりの指導を世界のさまざまな国で行っています。夢中になって味噌づくりの体験をした高校生たちは、これをもっと多くの仲間に伝えていきたいと意気込んでいました。 (オランダ味噌のwebサイト

2021.11.19

第2回 姉妹校Virtual Exchange Program

第2回姉妹校Virtual ExchageProgram が開催され、参加者は海外姉妹校の生徒達と指定されたテーマについて話し合いました。 参加者の感想です。

「海外の聖心で学ぶ学生たちと、好きなことやそれぞれの学校の文化や特徴を話すのは、とても楽しかったです。好きな本の話題になった時は、“ハリーポッター”を読んだことのあるメンバーが数人いて、国境を越えて同じ話題で盛り上がる面白さを感じました。英語運用力をもっと向上させ、まずは このプログラム内でもっと積極的に会話に参加できるようになりたいと思っています。次のオンラインミーティングが開催されるのは来年1月とのことですので、また、しっかり準備を進めておきたいと思います。」

2021.11.18

中学温情の会の活動~みなさんに知っていただきたいこと~

中学温情の会委員会の生徒たちが、国内外の出来事について調べ、朝礼で発表しています。今週の発表では、中1から中3までの生徒が「アフリカのワクチンの接種状況」「生物多様性」「おにぎりアクション(世界食糧デイ)」について、スライドを使って各クラスにプレゼンを配信しました。中学校舎の廊下には、委員の生徒の発表が掲示されています。
中学生で社会の現状に目を向け、高校で具体的にアクションをしていく生徒たちが多くいます。