学院ダイアリー

2024.07.17

高校3年生 奉仕のLHR

高校3年生の奉仕のLHRは、日本カトリック難民移住移動者委員会・タリタクム日本の出前授業として、委員会の山岸素子先生から、「共に生きる社会に向けて」というテーマで⽇本に⽣きる難⺠・移⺠・外国ルーツをもつ⼈々の現状などについて考える講座をしていただきました。前半は日本では海外からの移住者が増えていても「外国人」の人々の尊厳と権利が未だ日本人と平等に保障されていない現状があることや日本に暮らす移民・難民・外国ルーツをもつ人びとの人権課題として具体的にどのようなことがあるのかを教えていただきました。後半はお聞きしたことをもとに、多様な立場の人々とともに生きるためにどんなことができるのかグループで話し合いをしました。話し合いは活発に行われ、その後深く踏み込んだ意見が発表されました。世界とつながる日本国内の問題にも目を向けて考える、大変有意義な時間となりました。