学院ダイアリー

2016.07.25

カンボジア体験学習(3日目)

今日は、プノン・ペンから、アンコール遺跡群や交流予定の学校のあるシェム・リアップへ飛行機で移動し、
午前中はガイドのチア・ノルさんが活動されている遺跡の保全や修復のための研究所で、講話を伺いました。
テーマは、「祖国カンボジアと私」。ノルさんご自身がポル・ポト政権時代にわずか13歳で難民として日本に渡られ、多くの経験やご苦労を経たのち、再び祖国にもどり、遺跡の保全や地域住民のための教育環境整備活動にたずさわれることになった経緯をうかがい、深い感銘を受けました。
 
午後は、シェム・リアップ芸術学校で、伝統舞踏体験をしました。生徒の方が、古典舞踊の様々な動きを、私たち一人ひとりに丁寧に教えてくださいました。普段使わない筋肉を動かしたため、思わず「痛い!」と声をあげてしまう人もいましたが、最後には全員で民族音楽に合わせて踊りました。とてもよ交流の時間となりました。